館林市日向町にある築100年近い古民家がまもなく解体されます。
太い欅の梁や急こう配の階段、畳の下の松の床板、大きなガラス戸や建具など、現代の住宅では見ることのできない古きよき時代の家がもうすぐなくなってしまいます。😭
↑畳をはがした状態(木材:松)
畳下の木板は外観や材質から察するに再利用された物だと思っています。持ち主様に聞くと、100年前にこの古民家が建てられる以前は茅葺きの平屋だったそうなので、そこの床板として使われていた物が、畳下に再利用されたのかなと、あくまで推測ですが考えています。非常に貴重な物なので、弊社で再々利用させていただきたく、お譲りいただきました。
記録として残しておきたくて、ブログにしたためました。
一部の古材や建具はお譲りいただき、改装した事務所にも使用しています。
建物自体はなくなってしまいますが、古い家の一部分でも受け継いでいけたらなぁ… と思います。
スタッフ:上坊